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2008年10月

2008年10月31日 (金)

Crystal Castles かわいい顔して、おっかないのね。

NME 10月25日号 LETTERS (読者の投稿ページ)

Letter of the week Controversy, thy name is Alice - 今週の一通。物議を醸(かも)す、その名はAlice。

Crystal_castles_cropped

うわー。いま、10月11日号に出てたCrystal Castlesの記事、読んだんだけど。すごいね。これ、ほんと?殺人犯とか、無人の建物を不法占拠してネズミに囲まれて住んだとか。まぁ、ドラッグに関してはわかるよ。それと14歳のときに家を飛び出したってところはね。っていうことは、彼女、すごくバカ?だって何も学ばず、50代だかなんだかの中年のヤク中に囲まれて、毎日、過ごしてたんだよね?彼らの音楽はもともと好きじゃないけど、あの人たちは正真正銘、物騒だわ。わかるよ。だって深い切り傷つけて、その血を舐めてるんだもん。変態、変人以外の何者でもないでしょ。ま、いつだって彼女を殴り飛ばしてやれるんだけど。わたしだって、女の子だけどね。 -Frankee Tより

NME: The White Stripesが『姉・弟』だと言い張ってるインタビュー記事も、15分インターネットにつなぐだけで、台無しになるこのご時世。(注:インターネット上で、彼らの結婚届、離婚届が公開されてしまったことを指している。)Crystal Castlesが、作り話をしてるんだとすれば、彼らは、ずいぶん世間知らず。殺人犯、ヤク中、不法占拠、そのうえ、クラブの入り口にいる屈強なセキュリティの喉を絞め上げたり...。確かにこれは、The Courteenersの「近所のディスカウントストアでガムを万引きしてる」って話に比べると、レベルが違うよね。よし、これからNMEの表紙を飾るミュージシャンやアーティストは、少なくともHarold Shipman(注:1946-2004 英国犯罪史上、最悪といわれている連続殺人犯。250人は殺しているといわれている)に、子守をしてもらったことがある人たちだけにしよう。-MBより

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今週は、Crystal Castlesのインタビュー記事に関する投稿が、もうひとつ。

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NMEに登場するカナダ人は、みんな、あえて自分を傷つけてるよね。なんで?自分の体を切りつけてNMEのインタビューに答えるなんて、「見て、見て。狂ってるでしょ。わたしたち。誰かに聞いてみて。みんな、わたしたちが狂ってるって答えるよ。」って言ってるようなもんだ。そう、Crystal Castles。あのさー、そんなにがんばらなくたっていいよ。オレたち、みんな、あんたたちのこと好きだよ。いいバンドだよ。いかに自分たちが、路上の穴ぐらみたいなところに住んで、朝ごはん代わりに砂を食べたとかなんとかって話、別に聞きたくもないよ。もし、そんなことが実際あったとしてもね、なんでそれを話題の音楽を週代わりで記事にする人たちに話す必要があんのよ?自分たちだけの中にとどめておけば、いいんじゃないの?Crystal Castlesさぁ、自分たちの音楽で表現すりゃいいじゃない。 - スコットランドのどっかのDyke Roadの穴に住むWee Tamより

NME: なに?するっていうと、キミはCrystal Castlesに、トラジスタアンプがいいのか真空管がいいのか、もしくは何味のパスティ(イギリスのパイ料理)が好きだとか、そういう話を延々としてもらいたいのか?確かに、この週のNMEは、まるで『レクイエム・フォー・ドリーム』(普通の生活をしていた人が、麻薬に手を染め、崩壊している姿を描いたアメリカ映画)の台本みたいだった。ナイフで傷を負ったシンセ・パンクの荒くれ者...。ははは、最高だったじゃないか!ま、あの切り傷が何度も誌面に出てきたのは、ちょっとNMEとしても無責任だったと思うけどね。ちなみに、Holy Ghost Revivalは、もしNMEの表紙に載せてくれるなら、一人1本づつ足を切断してもいいって言ってきてるよ。 - MBより

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ここで話題になってるCrystal Castlesのインタビュー記事(10月11日号)は、翻訳しませんでした。だって4ページもあったんだもん。まあ、内容はここにある投稿の通りです。

今年4月のCamden Crawlで、見ました。Crystal Castles。いやー、Aliceが怖くて怖くて。演奏の中盤で、わたしは退散。そうそう、グラストンベリーでの彼らのセットは半分に短縮されたみたいだけど、それはAliceがあまりにも暴力的だから。レディングでも、彼女はCSSのために用意してあったシャンペンを飲み干し、その空き瓶を振り上げ、ステージに登場。そのまま、オーディエンスに突撃。もちろん、シャンペンボトルで、ファンの一人の頭をかち割るつもりで。ま、セキュリティにとめられて、大事には至りませんでしたが。good job、セキュリティ。

いまAlice20歳。Ethan28歳。二人は付き合ってるわけじゃないんだって。

あ。ちなみに今週号のNMEは、わたし好みの話題がないので、この投稿以外、翻訳もせず。次号に期待。

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2008年10月27日 (月)

John Lydon バターCM。 なげきのKeith Allen。

NME 10月11日号 GUTTER - John Lydon出演、バターのテレビCMがオンエア。

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ははは。John Lydon、演技してる。このCMに関してはやっぱり賛否両論だけど、ここに一人、嘆き悲しむ人がいます。Keith Allen。コメディアンで俳優で歌手で作家。Lilly Allenのパパ。

「なぜ?なぜ?なぜなんだ?信じてたのに、ジョニー、おまえのこと、ずっと信じてたのに。なんで、広告になんか出るんだー!バターかよー!」と絶叫してます。

2008年10月26日 (日)

Blood Red Shoesの次のアルバムは、より『ポップ』に

NME 10月18日号 BLOOD RED SHOES GO POP

“We're not doing an Automatic” claim duo - 「Automatic をやるつもりはないよ」

Blood_red_shoes_croppedBlood Red Shoesは、次のアルバムでストリングスのパートと「これまで最もポップなボーカル」を収録するらしい。ドラムのSteven AnsellがNMEのインタビューに対し、いままでよりもメインストリームを意識した音になっていることをほのめかした。「2008年にリリースしたファーストアルバム、『Box Of Secrets』よりも、バラエティに富んだものになってるよ。音楽的にはより複雑なんだけど、ボーカルのメロディラインに関しては、過去のものよりシンプルだと思う。」と、彼は言う。「何曲かは、これまでの自分たちの曲の中でダントツ、ポップだね。確実に。結構、おかしいよ。」

新たに見出した、彼らの中にあるポップな感性。にもかかわらず、Ansellは別にヒットチャートインを狙ってるわけではないと言う。いまのところは。

「もしチャートを狙いだしたら、商業的成功のみを追及した音になっちゃうだろ。バンドっていうよりも。」彼は笑う。「つまり、The Automaticみたいな音になっちゃうってこと!」

彼らは1月にスタジオ入りすることが決まっている。Ansellいわく、「すでに完成した曲が5曲あるんだ。それにあと10曲がもう少しで、出来上がるところ。そのうちの一つは、ストリングスのパートがたくさんあるんだ。どんな風に仕上がるかは、まだ誰にもわかんないよ!」

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顔、いつも怖いよ。ギターのLaura-Mary Carterは。1枚目がどれだけ売れたか知らないけど、多分、2枚目はそれより売れないと、レコード会社的に厳しいんだろうな。

2008年10月25日 (土)

THE CHAPMAN FAMILY オレたちはカルトじゃない

NME 10月18日号 RADAR THE CHAPMAN FAMILY

With crashing noise and songs about murder, these brutal Teeside terrors aim to shock - 破壊的なノイズ、殺人を題材にした曲。北東イングランド出身の4人組が、恐怖で世界を震撼させる。

Chapman_family

陰鬱なパンクの天才 - The Chapman Familyが以前からそうだったわけでない。確かにボーカルのKingsley Chapmanは、ジョン・レノンを殺したMark Chapmanの想像上の子供たちが、父親の釈放を願う歌を歌っているというストーリーを思いついた。それでこのバンド名をつけたのだ。「だってオレは、The Beatlesの大ファンでもなんでもないから。」 しかし、殺害を示唆する脅迫状がリバプールから彼らの元に届きはじめ、彼らはこのアイデアをいったん葬ることに。だが、この名前だけは残したのだ。

このストックトン・オン・ティーズ出身のバンドは、それでも、『北東イングランド出身の、例によって尖がった音を出すバンドのひとつ』でしかなかった。彼らが理想のベーシストを見つけるまでは。そんなとき、彼らとはそれまで面識のなかったPopが加わったのだ。見た目はまるで女の子のようでも、ミドルスボローの自宅の近くでは定期的にエアライフル射撃をしているというPop。彼は当時、ベースが弾けなかったらしい。それでも、バンドにとって彼は運命だったようだ。彼のベースが、The Chapman Familyの曲にいっそうのノイズを発生させ、それによってKingsleyのステージ上でのパフォーマンスが、ある種、精神分裂を起こしているかのような、(いい意味での)変貌を遂げたのだ。

彼らはまるで現代の『Richey and Nicky』のようだ。その曲は『The Holy Bible』と同じぐらい深い。彼らの当初のスローガンは「We Are Not A Cult(オレたちはカルトじゃない)」。これが実は、グラストンベリーで裏目に出た。60何人かのファンが、そのスローガンTシャツを着て、彼らのステージに現れたのだ。つまり、彼らはいまやカルトなのだ。いま、KingsleyはMyspace上の悪意あるメッセージの対応に追われているという。そのメッセージでは彼らのことを、マンソン・ファミリー(チャールズ・マンソン)のような危険人物だと非難しているらしい。

彼らの曲の中で最もパワフルな‘A Million Dollars’では、溺死すること、もしくは、させられることが、むしろ輝かしい復活を意味しているかのように聞こえるが、果たしてこれが犠牲者の声なのか、サイコな加害者の声なのかは、はっきりしない。全体的に彼らのメッセージは明快ではないが、その意思はかなり白熱している。「人々にショックを与えるのは、いいことだと思うよ。」Popが、冷ややかに言う。「みんな、たまには、揺さぶってもらう必要があるんだよ。目を覚ますために。」 Dan Martin

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ああ。ついにThe Chapman FamilyがNMEの1ページ記事に。これを書いたDan Martinさんと、わたしは曲の好みが違うなぁ。わたしのおすすめはKids Are Not Alright(実は昔のアレンジの方がよかった。)とYou Are Not Me。個人的にパンクっぽい音が好きなので、彼らの最近の様子は少々気がかりに思っています。あまり、黒い、怖い方向に行ってほしくない。

わたしがよく読むブログにも、彼らのライブ評がありました。

もうひとつ。ボーカル/ギターのKingsleyは、すごくいい人です。記事の中にも出てくる「The Chapman Family Is Not A Clut」のTシャツ、わたしも持っています。Kingley自らがペイントしてくれました。

Phil(ドラム→白髪ロン毛の死神博士風情)の動いている姿は、写真以上に怖いので、どこかで彼らの映像を見てもびっくりしないでください。

Arctic Monkeys レッドカーペットの夜

NME 10月18日号 “Jamie's got five film offers, he's a Method actor”- 「Jamieなんか、映画の出演依頼が5つもきたんだよ。性格俳優なの、こいつ。」 

Inside Arctic Monkeys' surreal press conference as they launch their new DVD, here's what Alex and co made of the world's media... - Arctic Monkeys、ライブDVD発売に先がけ『超現実的』な記者会見。彼らが世界中のメディアに向けて語ったことは...

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Arctic MonkeysのライブDVD、『At The Apollo』の発売に先がけ、その映像が10月7日、ロンドンの劇場でプレミア公開された。そこでは、Arctic Monkeysと、監督のRichard Ayoadeによる、初のオフィシャルな記者会見が実施されたが、バンドの意向により、NMEは傍聴したのみ。

撮影するにあたって、バンドにどんなアドバイスを?

Richard Ayade: 「個性にあったディレクションをしたよ。」

Alex Turner: 「それが、まずオレたちが頼んだことだったんだ。」

なぜ、いまDVDを?

Nick O'Malley: 「えー、それはいまブルーレイやら、HD DVDとか、あるでしょ。だから、オレたちはそういうことに巻き込まれたくなかったの。(笑)」

Alex: 「D:Reamが言ってたみたいに『物事はよくなっていくしかない』。もし、もっと前にこれをやってたら、後で振り返ってみて、『なんだ、こんなの全然ダメじゃん』って思ってたかもしれない。今だったらオレたち、前よりももっとうまくできるから。」

なぜ、ツアー最終日に撮影したんですか?もし、その日、調子が悪かったら、もう終わりなのに。

Nick: 「その日が唯一、ダニー・デビートが細身のスーツを着たAlexに扮して演奏できる日だったんだよ。でも、彼はうまくやったと思うよ。」

Alexに質問です。日が落ちるとあなたは人が変わると歌っていますが、どうですか?ライトが落ちると、人が変わりますか?

Alex: 「うん。チーターになる。」

Nick: 「あれ、それはちょっと違うんじゃない?彼は、本物のチーターなんだよ。」

Richardに質問です。Arctic Monkeysのファンになってどれぐらい?

Richard: 「‘...Dancefloor’のビデオを見て、あのウィンクがすごく気に入ったんだ。多分、あのウィンクに一目ぼれだったんだろうね。」

この映像は、Arctic Monkeys にとって、何か新しい始まりのようなものなんでしょうか?

Alex: 「映画館で、ってこと?」

Nick: 「Jamieなんか、映画の出演依頼が5つもきたんだよ。性格俳優なの、こいつ。」

Alexに質問です。Arctic Monkeysに集中せず、なぜThe Last Shadow Puppetsを始めたんですか?

Alex: 「忠誠をつくさずに...」

Matt Helders: 「あ。それだよ。オレが知りたいのは。」

Alex: 「ご覧のとおり、これはちょっときわどい話題だね。ある日の午後、オレたち派手な言い合いをしたんだ。で、あれは、その腹いせ。」

では、もうどこにも行かないんですね?

Alex: 「えーっと。ま、どうなるかな。もし、こいつらがお行儀よくしてたら、オレたちはどんどんレコードを作る。もし、こいつらが一線を越えてきたら..」

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注意。NMEに書いてあったことをそのまま翻訳してますが、彼らの真意のほどは、(多分ご承知の通り)まったくあてになりません。もっとちゃんとした内容が知りたい場合は、他を探してください。

ちなみに、この記事の右下にはDoes It Offend You, Yeah? がNME Radioのためにライブを行うとという記事があります。以前、ライブを見たときの印象が最悪だったので、以降、まったくおっかけてません。このバンド。

2008年10月23日 (木)

Glasvegas クリスマスプロジェクトの行方

NME 10月18日号 Mistletoe and whine

Glasvegas deny their festive project is being downsized as they head to a Transylvanian church to record - Glasvegasは彼らのクリスマスプロジェクトが縮小されることを否定。どうもルーマニア・トランシルヴァニアにある教会でレコーディングを予定しているらしい。

Glasvegas

Glasvegasは、彼らのクリスマスアルバムがEPになるのでは、というインターネット上での噂を真っ向から否定している。むしろ、「少なくとも10曲はある」らしく、しかも12月1日にリリースを予定しているとのこと。

プロデューサー、Rich Costey(Glasvegasのセルフタイトル・デビューアルバムもプロデュース)とニューヨークで作業中のGlasvegas。元々はゲストシンガーを交えてのアルバム制作を考えていたが、やはり今回は自分たちだけですすめることにしたと言う。

「もう何日かここで作業してるよ。その後10日間、トランシルヴァニアにある教会でレコーディング。」フロントマンのJames AllanがNMEに語ってくれた。「ぜんぜん時間が足りなくてね。ゲストシンガーの都合がつくのを待ってられないんだ。可能性はなくはないけど、でも多分、オレたちだけでやるよ。」

Allanが明かしてくれた、次のアルバムに入る曲は以下の通り。‘Cruel Moon’、‘Fuck You, It's Over’、‘Please Come Back Home’、‘Dream Dream Dreaming’、‘Careful What You Wish For’、‘New Year, New Future’、‘A Snowflake Fell (And It Felt Like A Kiss)’、そしてクリスマスの定番‘Silent Night’。ボーカル/ギターのAllanいわく、デビューアルバムに収録された派手な曲の数々に比べて、これらの新曲はより『そぎ落とされたもの』になるだろうとのことだ。しかし、彼らの所属するレコード会社、コロムビアに対しても、それがどういう意味なのかはっきり伝えていないらしい。「レーベルの人はいろいろ聞いてくるけど、オレが答えられるのは『黒と白』、『熱くて冷たい』、とか、そんなことだけだよ。」いかにも意味ありげだ。「ま、でも聴けば、これがオレたちだって分かると思うよ。単にオレの声だからってだけかもしれないけど。」

また彼らはトランシルヴァニアの教会でのレコーディングが、うまい具合にダークな雰囲気を作り出せればと期待している。「まるで、あのCount Duckula(ダキュラ伯爵 - 80年代後半、英国で制作・放映された子供向けアニメ。ドラキュラ伯爵のパロディ。)に出てくるお城みたいなんだよ」と、ベースのPaul Donoghueは笑う。「Boris Karloff(1930年代に活躍した英国人俳優。フランケンシュタインが当り役。)の映画に出てきそうな感じでね。そこでセサミ・ストリートのカウント伯爵と、ばったり出くわしたとしても、オレたち驚かないよ。」

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これがカウント伯爵。なんか、このベースの人のコメント、ちょびっとさむい?なんかなぁと言えば、曲のタイトルも。‘Fuck you, It's over’(もうおわりだ、バカヤロ)、‘Please Come Back Home’(帰ってきてください)って、この並びで収録されてたら、ちょっと笑う。

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CHAIRLIFT 新人バンドとビッグブランド広告キャンペーン

NME 10月11日号 CHAIRLIFT:“WE'RE NOT IPOD SELL-OUTS!”

New Yorkers claim they're not just an ad band -  CHAIRLIFT 「オレたちはiPodを売るためだけのバンドじゃない!」 ニューヨークの3人組新人バンドChairliftが、単なるCMバンドじゃないことを主張。

Chairlift_cropped NME9月27日号のRaderでもフィーチャーしたニューヨークの新人バンド、Chairliftは、彼らの曲‘Bruises’がiPod nanoのテレビCM曲として採用されたことを「自分たちにとって、今までで最高のできごと」と、素直に喜んでいる。が、しかし、自分たちは決して「売れ線」を狙っているわけではないという。(ちなみに9月27日号のNMEでは、この曲が同CMソングになったことに関して『iPodのCMソングとして初めての、ちゃんとした曲』と、評している。)

ドラマーのPatrick Wimberlyいわく、「小さなレーベルに所属しているボクたちにとって、これは躍進的なスタート」。

アップルのCMソングとして起用されることは、決して自分たちの音楽的ポリシーに反することではなく、過去、同ブランドのCMソングとして起用されたU2やColdplay、The Ting Tingsの後に続くことは、「とても光栄だ」と彼は言う。

「いまや、バンドの曲がCMに使われることは、正攻法になっていると思う。音楽業界が、どれだけ変わったかってことを考慮すれば、なおさらね。」彼は続ける。「そんなに難しく考えることじゃないよ。ボクたちは、ミュージシャンをサポートする製品をサポートしているだけのことなんだから。」

Wimberlyは、Chairliftは単なる『iPodバンド』として終わらないと自信を持っている。「自分たちの力で、そんな評判、打ち破って見せるよ。」

「バンドとして早い時機に、こんな機会に恵まれたけど、これってボクたちに一生ついて回るものじゃないだろ?これから、ボクたちは『例のiPodバンド』以上のものになって見せるよ。」

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これが、そのCM。

いまyeasayerとアメリカツアー中かぁ。(yeasayer、個人的に、そんなに興味ないんだよなぁ。)

どうかなぁ。『iPodのCMソングやってたバンド』以上になるかなぁ。

2008年10月21日 (火)

(ライブ評) LADYHAWKE - Bird in fright 怯える小鳥

NME 10月11日号 Bird in fright (LADYHAWKE/ KOMEDIA, BRIGHTON/ TUESDAY, SEPTEMBER 30)

She's got the tunes, but not the confidence. Yet...- いい曲はあるんだけど、自信がないのね。いまのところ。

Ladyhawke_live_cropped_2 Ladyhawkeは今アウェイだ。どんなスーパーヒーローも、変身用のスーパースーツをしまった戸棚に間違って鍵をかけてしまい、仕方なく自分の『普通』のパワーで戦わなくちゃいけないときがあるもんだ。さらに上のステイタスを達成する途中、そんな『お笑い』は、ある意味つきもの。今夜は、まさにそんな夜だった。

「わたし、これが今夜の最後の曲じゃないってわかっていながら、いったんステージを下がるとき、いつもバカバカしい気分になるのよね。」Pip Brownは、アンコールに応えて戻ったステージ上でささやいた。教会で献金箱を持って回る、あのいつも眠たげな人とさして変わらない声の大きさ。彼女は、なんだか、とても申し訳なさそうだ。彼女流のやり方ってものがあるとすれば、ここは、彼女が誰とも視線を交わさなくて済むように、観客はみんな彼女に背を向けるべきだと、察するだろう。会場いっぱいのオーディエンスが、まるであさっての方向を見ている - これって、あまりにもロックンロールじゃない、よね?

でも、でも、でも。それでも彼女は、愛らしいキャラだ。本当の美は、なかなか自分のその価値に気がついていないことが多いものだ。そしてPipは、その資質を確実に有している。スタジオにこもるのが好きな、作曲オタク、彼女は地球に舞い降りた、音楽に対して、一途で、いつでも無我夢中な一人の少女...。

「アルバムレビューは一つも読んでないの。」今夜のステージの前、彼女は肩をすくめた。「レビューを読むと、緊張しちゃうから。いろんな人が、いいアルバムだったよって言ってはくれてるけど。」今夜のパフォーマンスを見れば、これは信じられる。

でも、でも。彼女が下がったとき、わたしたち観客の目に焼きついていたのは、Ladyhawkeその人の姿ではない。彼女よりもさらにカリスマ的オーラを発していた、彼女のバンドのギタリストだった。このフロント・ウーマンは、バックグラウンドにすっかり溶け込んでいた。おぼろげにしか覚えていない、その夜のディテールはと言うと。黒のシンプルな服、干草のようにおでこにかかった前髪、白く大きな前歯、居心地の悪いディナーパーティで握り締めるワイングラスのように、彼女はマイクスタンドにすがるようにしがみ付いていた。

彼女が今シーズンのMGMTだと思うと、さらにフラストレーションがたまる。いい曲がアルバムの中にたくさんありながら、口先だけの音楽評論家たちがレコード業界はそれ以上のことはやらないよ、と突き放す。

‘Profesional Suicide’はニューマン風シンセキュービズムが活かされる、最高の出来。‘Dusk Till Dawn’は、ただ、ただ、素晴らしい。ライブでのギターアレンジによって‘Magic’や‘Manipulating Woman’は、まるで宝石をちりばめたグランジのようだった。それなのに。観客は‘Paris Is Burning’になって、そのときだけ、ようやくジャンプし始めたのだ。観客を盛り上げられるこれだけのフックがあって、実際にそれが出来ていないのは、もはや茶番だ。MGMTとの共通点がここにある。彼女のステージは、ギグで、一触即発、アドレナリンを出しまくりたい観客たちにとっては、なかなかイライラさせられる。MGMTのステージは各フェスティバルで、だいぶ改善された。彼女も、彼らと同じように、これから身に付けていかなくてはならないだろう。そして、そのとき彼女は間違いなく、わたしたち観客のとまどいを木っ端微塵にしてくれることだろう。 Gavin Haynes

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Ladyhawkeのライブは見たことがありませんが、なんとなく想像がつきます。Paris Is BurningのPVでも、彼女の自信のなさが、うまい具合に出ているし。さらに、このMGMTとの比較がとてもわかりやすい。アルバムは、ほんと、いいのにね。

2008年10月18日 (土)

Dirty Pretty Things解散。Carlとその仲間が打ち明ける、その真相。

NME 10月11日号 NEWS NME Exclusive “It just became... un-Libertine”

Carl Barat and co reveal the truth behind the break-up of Dirty Pretty Things -  NME独占インタビュー。「もう、オレたちは‘放蕩者’じゃなくなってしまったんだ」 Carl Baratとその仲間が打ち明ける、Dirty Pretty Things解散の真相。

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Carl Baratは10月1日をもって、Dirty Pretty Thingsは解散したと発表した。理由は、このバンドが、いまや「商業的」で、もはや「自由な放蕩者でなくなった」から。彼は、現在最後のツアーの最中であるこのバンドの解散が、かねてから噂のあるThe Libertines再結成のためではないことを、断言している。

「ベルトコンベイヤーの上に乗ってるようだったよ。」BarâtがNMEに語った。「とても商業的になりすぎて、自由な放蕩者は見る影もなくなってしまった。みんな、やる気もなくした。病気している間に(Carlは最近、急性膵炎を患っている)、そうはっきり思ったんだ。何か違う、オレは何か納得できなかった。」

Baratによると、このニュースに関する人々のリアクションは「複雑だった」ものの、メンバー4人にとっては、総体的に「ほっとした」ものだったいう。

ギターのAnthony Rossomandoは、カリフォルニアでの悲惨なアルバム制作のあと、すでにバンドを脱退することを考えていたらしい。そして彼は、Carlは一人で活動したほうがいいとも思っている。「ずいぶん長い間、バンドを脱退することを考えてたんだ。」彼は言う。「オレは、『おいおい、一体いつになったらCarlは自分が何をやりたいか決めてくれるんだよ』って感じだったんだ。オレたちは、何度も何度も徹夜明けの話し合いを持った。しかめっ面してね。Carlが『もし、このバンドが明日終わりになったとしても、おまえ、何にも気にしないだろ?』って聞くんで、オレは『あぁ。全然。』ってね。」

評価の思わしくなかったDirty Pretty Thingsのセカンドアルバム。Rossomandoに、その出来は納得できるものだったのか聞くと、彼は「いいや。レコーディングは最悪だった。オレがそのことに関して話すと、もっとみっともないことになるだろ?ま、あれがサイケな砂漠でのドラッグ旅行じゃなかったら、オレはやり通すことなんて出来なかったけどね。」

Rossomandoは、バンド解散後、コラボレーションを中心とした活動を続けていくという。一方、Barâtは、今後も曲は作っていくとしながらも、いまだ具体的な活動を予定していない。先月、ロンドンでPete Dohertyと一緒に演奏した彼は、The Libertines再結成の噂を真っ向から否定した。「ま、オレも5分後にカムバックしてるかもしれないよ。」彼は言う。「でも、これは絶対にThe Libertines再結成のための下準備なんかじゃないんだ。」

「現在オレたちが回っているツアーは、まるでローマ帝国最後の日々みたいなものなんだ。このバンドを続けていくには、オレは、このメンバーたちのことを大事に想いすぎちゃってるんだよ。こいつらのことが好きだから、オレたちの友情を、このバンドでダメにしたくないんだ。いま、とても自由な気分だし、すっきりしてるよ。」

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大方の予想どおり、Dirty Pretty Things解散。商業的になりすぎたっていうほど、商業的に成功してないと思うけど、ま、いっか。Carlは、友達思いのいい人かもしれないけど、音楽的にはやっぱり、凡人...?

2008年10月17日 (金)

The Metros アルバム、いいの?悪いの?

NME 10月4日号 LETTERS (読者の投稿ページ)

NME CONFUSION - どっちなのよ、NME。

Letters_metros_cropped_4NME(9月13日号)のアルバムレビューでThe Metrosのアルバムは「カス」だって言ってた。自分もそう思う。でも同じ号の9ページには、そのアルバムの広告が出てて、その中で「これはみんなのお気に入りになるだろう。どれだけすぐにか、ってことだけだ - NME 」って書いてあった。これってどういうこと? 説明してくれると、ありがたいんだけど。 - ギリシャ(アテネ)のIliasより

NME: えーっと。それぞれのライターには、それぞれの意見があるからね。それにライターたちは普段、激しく対立してるし、お互いの意見を言い合ってるときなんか、闘鶏とさして変わらないんだ。おかげさまで、社内の雰囲気はいつでも穏やかなもんだよ。よし、でもオレがここではっきりさせよう。例えば、キミの家族全員が、ネズミの海に溺れてるのを想像してみて。あのアルバムは、それを見てるのと同じぐらい楽しめるものだよ。-MRより

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NMEのこの読者からの投稿ページは、いつもおもしろい。今回は似たような投稿がもう一つ。

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ちょっと混乱してるんだけど。そんな昔でもないと思うけど、NMEのRader(レーダー)で、Iglu & Hartlyはおすすめのバンドとして紹介されてたよね? それがなんで「全くもってお粗末なデビューアルバム」(NME9月20日号)になっちゃうわけ? どっちか、はっきりしたほうがいいと思うよ。- James Longden より

NME: これも、それぞれのライターが、それぞれの観点でバカな発言をしていると思ってよ。でも、Iglu & Hartlyが嫌いだって言ってる人たちは、単にやきもちを妬いているだけかも、って思うよ。なんか、彼らいま絶好調みたいだからね。っていうか、そう思ってるの、オレだけ?-MRより

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ははは。Iglu & Hartly。大っきらい。

それはそうと、最新号のNMEがまだ届かない。いま始まったことじゃないから、驚かないけど。

2008年10月13日 (月)

(ライブ評) White Lies - 嘘を信じて

NME 10月4日号 Believe the untruth (WHITE LIES/ NIGHT & DAY CAFE, MANCHESTER/ MONDAY, SEPTEMBER 22)

There's only one direction they're headed in... - 彼らが目指す方向性はただひとつ...

White_lies_0005_cropped 「ありがとう。今日はオレたちがヘッドラインをやって、はじめてソールドアウトだったショーなんだ...。」 White Lies のボーカル、兼、ギターのHarry McVeighは、今夜は少し風邪気味だったが、そんな様子は少しも見せていない。事実、彼と彼のバンドは完璧だった。むしろ完璧すぎるほどだ。4人おそろいの黒いシャツ、真剣な顔つき、ピュアで、(風邪による多少の鼻声でもなお)高く伸びやかな歌声。そして正確なタイミングでジャンプする曲の数々。ドラマチックなパワーコードとキーボードサウンドは、どれをとっても絶妙に計算され尽くされている。White Liesはこれらの曲を作る以前に、BunneymenやTeardrop Explodes、 Talk TalkやTear For Fearsを聴いたことがなかったといっている。そうかもしれない。彼らの音は、むしろUltravoxに近いかもしれない。もし、それが本当だとして、そして彼らがこの大胆で、黒尽くめのニューロマンティックの叙事詩を、独自に書き上げることを習得したのだとすれば、彼ら4人は(サポートメンバーであるキーボードのTommyを含めて)、天才だ。

1曲目は‘Farewell To The Fairground’。ステージの暗闇から放たれる、刺さるような白い光に包まれている。そして‘Unfinished Business’、‘The Price Of Love’、‘From The Stars’...大仰なタイトルだ。普遍的テーマに「funerals(葬式)」や「fear(恐怖)」や「beauty(美)」といった言葉を添えている。彼ら自身、人生における闇なんて、未だ経験したことがないのではと、勘ぐるかもしれない。でも、そんなことはこの際、どうでもいいのだ。あるライブ評では、彼らは演奏中、ほとんどお互いに目をやることすらしないとあったが、これも、その必要性がないからに過ぎにない。Myspace時代の特徴的な現象ともいえる、観客の中から聞こえてくる、1節ごとに騒々しく張り上げる声もない。まるで完璧な形で現れたバンドを、人々は固唾を呑んで凝視しているようだ。

ベースのCharlesがシングル‘Death’のイントロで、一瞬、モニターの上にあがった時が、唯一、White Liesの統制された完璧さを乱す、『カオス』が顔をのぞかせた時であった。Charlesは、アンプ横の彼の定位置にすぐに戻った。

『カオス』。これはWhite Liesとは無縁のものである。粗野を信条とする最近の音楽と、明確に一線を画す、鍛え上げた完璧主義。これは、たとえ彼らが本当に聴いたことがなかったとしても、80年代に登場した偉大なシリアス・ポップグループの数々が、「マニフェスト」としていたやり方だ。彼らはいい意味で尊大に、これをやってのけている。

彼らのヘッドラインをつとめるソールドアウトのショーは、今夜限りではないはずだ。(Hamish MacBain)

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補足です。そもそもwhite lieの意味は『罪のない嘘』。いわゆる『嘘も方便』のときの『嘘』です。このライブ評のタイトルは、これをもじって「そんな嘘は、素直に信じなさい。」みたいなニュアンスなのですが、意外と翻訳するのが難しかった。この記事の中で繰り返される80年代のバンドとの比較のなかで、彼ら(White Lies)は、それらのバンドの音に影響を受けたのではないというスタンスでいますが、この記事を書いたMacBainさんにしてみると、それはやはり『嘘も方便』。でもそんなことは全く問題ない。とにかく彼らのサウンドはいいのだから、と太鼓版です。わたしも彼らの演奏を見ましたが、このライブ評の通りだと思いました。

2008年10月10日 (金)

The Strokesのドラマー、Fabが新バンド結成

NME 10月4日号 Q&A  Fab forms ‘Little’band before Strokes' return

Drummer Fabrizio Moretti has started a new band by the name of Little Joy, but what will yet another distraction mean for The Strokes' future? - ドラマー Fabrizio Moretti がLittle Joyという名の新バンドを結成。新たなサイドプロジェクトの始動は、The Strokesの未来にどんな意味を持つのか?

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NME: やあ。調子はどう?

Fab Moretti: 「今、ロサンゼルスに住んでるんだ。いい感じだよ、でもAlbert Hammond Jrの歌、‘It Never Rains In Southern California’、知ってるだろ? あれは本当だね。 たまには、降ってほしいよ。オレはね。」

NME: 新しいバンド、Little Joyのことを教えて。

「これは完全に好きでやってることだから。金のことは関係なく。今できることを、なるべくたくさんやるつもり。で、それからStrokesに戻るよ。そうすれば、全神経をStrokesに集中できるようになるからね。」

NME: バンド結成のいきさつは?

「ずいぶん前から曲は書いていたんだ。それから、この二人(Rodrigo AmaranteとBinki Shapiro) に参加してもらった。彼らは見事に、自分たちの曲として取り入れてくれたよ。自分たちを家の中で缶詰状態にしてさ、3人でデモを作ったんだ。」

NME: 君たちがThe Monkeesみたいな生活してるんじゃないかって想像してたんだけど。

「その通り!オレたちはまるでブラジル人のThe Monkeesみたいだったよ! この3人の間の力学は、オレがStrokesの中にいるときの力学とは、多分、少し違うんだ。この3人だと、なんていうか、もっと実験的な感じがするよ。」

NME: 曲はStrokesのものほど、緊迫した感じではないよね。

「以前、よく『ニューヨークという場所はStrokesの音楽性に影響してるのか?』って聞かれたんだ。で、『え?そうなのか?』ってよく自問してたんだけど、今回、カリフォルニアでアルバムを作ってみて、初めて答えが出せたような気がするよ。周囲の環境の影響ってあるね。カリフォルニアには、やっぱりのんびりした雰囲気が漂ってるんだ。」

NME: えっと、これは避けては通れない質問...Strokesに関して。今回また新しいサイドプロジェクトが始動したってことになるけど、Strokesはどうなってるのかな?

「みんなで、自分自身を見直して、それぞれがもっと強くなれるように、少し時間を作ろうって決めたんだ。で、戻ってきたときに、大爆発できるようにね。戻ろうとはしたんだ、みんな戻って、ちょっと曲作りでもはじめようかと。それはそれでよかったんだけど、でも、まだそれぞれが個人的にやっておかなくちゃいけないことが、山ほどあってね。新たな門出、そして全員がStrokesに集中できるようになるには、もう少し時間が必要だったんだ。でも、来年の初めには、オレたちStrokesとして、何かやると思う。再結成って感じじゃないよ、少しの間、活動を休止してただけなんだから。」

NME: 最後に。このバンド名、Little Joyって、好きなバーの名前からとったんだって?

「そうだよ。すごくいいバーなんだ。オーナーに『このバーの名前、オレの新しいバンド名にしてもいい?』って聞いたら『もちろん!でもオレたちを訴えないでくれよ!』って言うんだ。だからオレは『オレたちのほうこそ訴えられちゃ困るなと思って聞いたんだよ』って。ははは、本当、うまくいったよ。」

NME: で、そのバーで一番のカクテルは?

「ビールでしょ!」

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Strokesファンの皆さんは、やきもきしていることでしょう。本当に来年初めには何らかの活動を開始するのだろうか...。

Friendly Firesの新作はBarry Whiteのように「映画的でロマンティック」

NME 10月4日号 Exclusive Friendly Fires: the new Barry White

Ed Macfarlane has been working on “lush, cinematic, romantic” material for new EP - Ed Macfarlanceは「みずみずしく、映画のようで、ロマンティックな」新作EPの制作中。

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Friendly FiresのEd MacfarlaneはBarry Whiteの影響をたっぷり受けた曲の数々をすでにデモに収め、「みずみずしく、映画的な」新作EPリリースの準備をすすめている。

彼はまた、the Swedeと一緒に回るUSツアーに先駆け、彼らがLykke Liの‘I'm Good, I'm Gone’をテクノカバーバージョンを作ったことを明らかにした。

新しい曲の数々は彼1人でセント・アルバーンで録音したらしい。「新しい曲はBarry White and the Love Unlimited Orchestraの影響を受けているんだ - ある意味、映画的でロマンティックなものになってるよ。」と、彼は説明する。「ヴァイオリンとブラスのパートを、自分のキーボードに録音したんだ。今度はそれをもっと壮大な感じにしたい。」 Macfarlaneはこれらの曲はまだ試行錯誤の途中だからと前置きしつつ、「まだメンバーにも聞かせてないんだ。」と、彼は笑う。「多分、やつらは『なんだこりゃ?』って言うだろうね!」

また彼らがカバーしたという‘I'm Good, I'm Gone’。Lykke Liの、どこか儚げなポップソングをFriendly Firesは強烈なダンスフロア・アンセムに仕上げたというが。「オールドスクール・デトロイトテクノサウンドになってるんだ。」彼は続ける。「でも、個人的には、ちょっときついかなぁと思って。だって彼女、北欧訛りで歌ってるでしょ。ライブでは、この曲はやらないよ。でも彼女ががっかりしないよう、気を使わなくちゃね。」

Macfarlaneはさらに、‘Paris’がニューシングルとして、11月に再リリースされることを明らかにした。

「‘Paris’は、ボクらの中でもビッグヒットソングだけど、まだ十分といえるビッグリリースはしていなかったから。これは、将来に対して、やる気があるからこそなんだ。(再リリースは)いつだって反感を買うけどね。」

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キャッチーなメロディメーカーの彼のことだから、新作も大いに期待したい。Barry Whiteか!そうきたか!と、ちょっと新鮮な驚きでした。でもParisの再リリースのニュースにはがっかり。レコード会社も、次のアルバムが出る前に、もう一儲けしたいんだろうとは思うけど、そう思うとやっぱり興ざめ。

2008年10月 9日 (木)

LadyhawkeがMGMTにラブコール。果たして想いは通じるか?

NME 10月4日号 Ladyhawke: ‘Phone me, MGMT’ Pip Brown says she's desperate for collaboration with Brooklyn duo, and Peaches and Justice too - Ladyhawke 「MGMT、わたしに電話して」 MGMTとどうしてもコラボレーションしたい。Peachesとも。Justiceとも。

Ladyhawke_cropped Ladyhawkeは最近リリースされたばかりのデビューアルバムに続いて、一緒に仕事したい人たちをリストアップしている。

ニュージーランド出身のLadyhawke、本名Pip BrownはNMEに、MGMTと一緒にスタジオ入りしたいと語っている。その理由は「コラボレーションすると、わたしの一番いいところが活かせるから」。

「彼らの曲に何かがあるの。‘Electric Feel’はわたしにとって、『何か』なのよ。ずいぶん長いこと、ひとつの曲でこんなに興奮したことがなかったから。」さらに彼女は続ける。「ほんとにドリーミーな曲で、Fleetwood Macの‘Tango In The Night’みたい。わたしが作りたいと思ってる曲がまさに、こんな感じ。」

しかしながら彼女はこのBrooklynに住むデュオの携帯の番号を知らない。そこで彼女はこの記事によって、事が始まればと望みをかけている。「彼らはわたしに絶対に、電話すべき。」

「ただ話をするだけでもいいわ。彼らがどんなものから影響を受けているか知りたいし、とにかくわたしは彼らのこと、すばらしいと思ってるんだから。」 彼女は言う。「JusticeやPeachesとも一緒に仕事できたら、おもしろそう。」

Ladyhawkeいわく彼女の最新シングル‘Paris Is Burning’は、フランス人ミュージシャンSokoと一緒にパリで遊びまくった後にできた、一種のコラボレーションだと言う。

「ほんとに疲れてて、ストレスでまいってて、とにかくロンドンの外に出る必要があったの。」と彼女は説明する。「そしたら、彼女が、ならパリに来れば、って言ってくれて。わたしたち、一緒にいろんなギグを見まくって、あちこちのおしゃれなレストランと、古着屋に行きまくったわ。この曲は、この街がわたしに与えてくれたインパクトについて描いたもの。パリはわたしに強烈な印象を残してくれたわ。ロンドンでユーロスターを降りたときに、もう、そのままスタジオ直行よ。すぐに録音したくてね!」

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積極的なことはいいことです。でもデビューアルバムを出したばかりの彼女、さっそくMGMTやらJusticeやらの名前を挙げてコラボレーションしたいとは、ちょっと他力本願な感じが否めない。と、思うのはわたしだけでしょうか。

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